人生／LIFE

過去を振り返って自己中心的な人に尊敬の念を抱いたことはない。「こんなことをしたら周りの人は不快に感じるはず…」少なくともこの種の感性に鈍感であることは避け、無意識的に自然と他者への配慮に重きを置ける「品性の高い人」であることが素敵な出逢いを導いてくれる。

「アメリカに1年住めば英語なんてペラペラになる」そんな話をよく聞くが、実際の経験から申し上げてこれは嘘…　単に住むだけでは「慣れる」というレベルまで。実地研修に加え、語彙力・表現力などの強化時間を別途持たなければ「上達」というレベルの世界には入れない。

「相手を自分色に染める」という言葉があるが、変わるように要求することは基本的にわがまま。自分が変わることで相手も変わる可能性が生まれる。あらゆる場面で他力本願ではなく自分次第。ここでもやっぱり「幸運は待っているだけでは訪れず自分から導くもの」と言える。

自分でさえ好きになれないそんな自分を周りの人が好きになってくれるはずがない。だから「自分を好きになる」ために…　難しく考える必要はなく、自分の中に感じる「嫌い」な部分へ真摯に向き合っての自分磨き。自分だけでなく周りにも色々な良い影響を導いてくれるはず。

神さま・仏さまにお祈りをすれば願いが叶うわけではない。そのお祈りをきっかけとして「自分は何ができるか・何をすべきか…？」自分なりに考えて実際の行動にも反映させる。そんな努力をした人に対するご褒美であり、言うまでもなく、怠惰な人にご褒美をくれるはずがない…

老後に備えてという観点含め、節約するという意識は大切。でも、そればっかりだったら生きている意味も見えなくなってくるような…　歳を取ってからだとできないこともあり、「楽しむ」という意識も併せ持つことが人生を豊かにし、後悔を避けることにもつながるように思う。

私の感性では…　人生は、どのくらい長くよりも、どのくらい中身濃く生きることができたか…　だからポジティブに「明日死ぬかもしれない」と意識して過ごすこと。それは「一期一会」の精神。後悔を避け、すべてをやり切って、思い残すことは何もない状態を導いてくれる。

思うに…　趣味や出身地が同じなど自分に似ている人には親近感を覚える。自分には無いものを持つ自分とは似ていない人には惹かれるものを感じる。性格は自分をアウトプットする表現方法で変えることが可能。魅力を感じる人・ものに出逢うと自分も変わる・変えることが可能。

好きだからこそ変にカッコつけたり気を遣い過ぎたり甘えることは避けがち。でも逆の立場で考えると「甘えられる＝信頼されている」という感覚でとても嬉しく、お互いの親密度アップにつながるのでは？ ただし「面倒臭いから代わりにやってもらおう」この種の甘えは御法度…