「石橋を叩いて渡る」ということわざがありますが、
壊れるはずのない強固な石の橋を叩いて安全性を確かめた上で渡るという行動から、
「用心を重ねて慎重に物事を行うこと」のたとえとして使われています。
小学校で学んだ頃は、
「なるほど!」とポジティブな感覚を持った記憶がありますし、
確かに一理あるとは思いますが、今の私がこのことわざを口にするなら、
正直なところ、「慎重過ぎる・臆病過ぎる人に対しての皮肉を込めた言葉」として使ってしまうような…
最近では…
「石橋を叩いても渡らない」「石橋を叩いて壊す」
「石橋を叩いても渡らない」とは、用心に用心を重ねたのに結局実行しない…
「石橋を叩いて壊す」とは、用心深くなり過ぎたために結局失敗する…
こういった言葉もあるようですが、正直なところ、これらにも強く共感するところがあります…
話を展開させると…
「トライ(try)」という言葉。
「試しにやってみる」という意味ですが、
リスクが小さいこの部分にさえ臆病になっている姿は、当然のことながら「素敵」とは映らないような…
類似として「チャレンジ(Challenge)」という言葉。
「困難な問題や未経験のことなどに取り組む」という意味ですが、
努力といったものも要求されてくるでしょうし、
場合によっては何らかのリスクが伴うこともあり、
「トライ」よりもさらに上のレベルの行動と言えます。
私なりにここ数年感じるのは、
老若男女問わず、
「素敵」と心がときめく人に共通しているのは、
「何かにチャレンジしている人」のような気がします。
なぜなのかと考えれば…
クサい言葉かもしれませんが…
「今を一生懸命に生きてる!」という活力を感じさせてくれているから…
あくまで私の感性ですが…
「やらなければ何も始まらない」
「やってみて初めてわかることがある」
そして…
ここで登場させたいと思うのが…
「グッジョブ(Good Job)」という言葉
直訳通り、
素晴らしい成果を残した場合の「良い仕事をしたね!」という意味合いでも使われますが、
想定していた結果を残せなかった場合でも、
「よく頑張ったね!」という労い・称賛の意味合いで使いたいと感じる言葉。
安売りして頻繁に使い過ぎるのは言葉の価値が下がるので禁物ですが、
本当に一生懸命頑張ってトライ・チャレンジしていると感じる人に対しては、
常に「Good Job!」という言葉を捧げたいというか、
表面的な社交辞令的な意識ではなく、
心から賞賛したいという気持ちがあれば自然と出てくるのが普通かも…
もちろん…
「素敵」と感じることは、受動的に感動しているだけではなく、
能動的に自分の中にも取り入れていきたい☆
ちなみに…
トライ・チャレンジを促進するキーワードは…
「失敗」というものの捉え方
「失敗を恐れない」というのは無理なような気がしますし、
全く恐れないというのも問題があるように思いますが、
「何もしない⇒失敗もしない」というのはもっと問題があるような…
そして強調すべきポイントは…
「失敗といったものを経験したからこそ学べるものがある」
ちなみに、
関係ないかもしれませんが、
「天才」とは…
「他人が努力と思うことを努力・労苦と感じずにできる人」
そんな風にも表現できるように思います☆
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