「八方美人」の人が一番重きを置いていると思われるのは…
「みんなから好かれたい」
or
「誰からも嫌われたくない」
という思考回路がベースになっているように思います。
それに対して「ゴマすり」と呼ばれる人は…
「好かれたい・嫌われたくない」
という思考回路は同じですが、その対象が異なるように思います。
すなわち、
「みんなから・誰からも」ではなく、
「自分にとって利益があるかどうか…」
その判断要素が加わっているような…
さらには、
「積極的」というのもキーワードかも…
だから、
ある意味「八方美人」よりも高度な技術と言えるかも…
しかしながら、
「自分にとっての利益」を追求ということは、換言すれば「利己的・自己中心的」な思考回路…
それに対して「八方美人」は…
- 人から好かれることによる自己満足タイプ
- 人から嫌われないことによる争い回避タイプ
この2つがベースかなと思います。
そして、人によって重きを置くバランスが異なる感じで、
争い回避タイプの傾向が強くなるほど、
消極的で思考回路の働きもゼロに近くなり、
自己満足タイプの傾向が強くなるほど、
積極的で思考回路の働きも大きくなって「ゴマすり」タイプにも似てくるような…
このような「八方美人・ゴマすり」を私は「嘘」の1つと捉えているので否定派ですが、
よくよく考えてみると…
「八方美人・ゴマすり」には学ぶべきところもあるのかも…
なぜなら…
「人に好かれたい・争いを避けたい」
という姿勢は、
基本的には悪いことではなく、誰もが少なからず持っている感情だと思います。
そして、ちょっと大袈裟な表現になるかもしれませんが、
八方美人・ゴマすりと呼ばれる人は、
「相手は何を望んでいるのか…?」
それを見抜こうという能力・姿勢に秀でているところがあるのでは…
いわば「気が利く人」のベースにもなる思考回路。
この部分はポジティブに評価するべきではと思います。
では、ネガティブに感じる部分は何かと言えば…
「表面的」といった部分。
よく使われる表現で言えば、
「相手によって言うことが変わる人」
だから注意すべきキーワードは「ブレない」ということ。
そうでなければ、コミュニケーションの中で必ず「ボロ」が出る。
話に一本の筋が通っていないので必然的に矛盾が発生するということ。
だから…
ないことまで偽って表現せず、長所など実際にあることをコミュニケーション☆
強引にまとめると…
個人的には「差しさわりがない」といった発言・行動は避けたいですね…
面白くもないし、魅力も感じないし、何も伝わってこない…
だから、変に飾らずに自分自身を素直に表現すること。
そして、その表現する「中身=自分自身」を磨いて成長させること。
同調することだけが相手に好かれる方法ではない。
反論しないことだけが相手に嫌われない方法ではない。
本当の意味でお互いが幸せになれる方法は色々あるはず☆
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